令和5年行政書士試験直前の過ごし方

令和5年行政書士試験が直前に迫りました

こんにちは、行政書士の中田と申します。令和5年度行政書士試験まで後半月ほどになりました。本日が10月27日で、試験日が11月12日ですので残すところ16日です。

今回の記事では、今日から試験日までどのように過ごすべきかを少しお話します。筆者は令和3年度の行政書士試験にて一発合格しておりますのである程度有益な情報を提供できるかと思いますので是非読んでいただけたらと思います。

気持ちの面での過ごし方

試験が迫ってくると、どれだけ勉強をしていても不安になってしまいます。しかし、その不安に影響を受けすぎてしまうと、生活リズムが変化することがあります。そこで、筆者の体験から、どれだけ不安であってもその影響を最小限にすべく方策をご紹介します。

起床時に暗記物を少量やっておく

人は起床時一発目に目にしたものを、その日の生活の中で探す性質があります。朝起きて「勉強のこと考えたくないなぁ、youtube見ようかな~」という行動するとyoutubeの動画ばかり見てしまう現象が起こったりします。つまり、朝一発目の行動が一日の生産性を決定するわけです。

そこで、朝起きたら少量の暗記をすることをオススメします。朝暗記をすることで、1日中暗記をしなくてはならないと言う焦燥感が自然と湧き出てきます。暇な時間が出来れば暗記をするという良いサイクルが生まれ、1日の中で無駄な時間を過ごすことが無くなりますので是非取り入れてみてください。

就寝時間と起床時間を一定にする

試験日が迫ってきた焦りから、夜遅くまで勉強をするようになる方がいらっしゃいます。しかし、試験日当日はお昼から試験が開始するので、その時間にしっかりと頭が働くようにしておかなくてはなりません。夜遅くまで勉強してしまっている方は試験日前日だけ早めに寝る必要がありますが、実際に思った時間に就寝できるとは限りません。

そこで、試験時間に頭が働くようになる時間を計算し、適切な時間に就寝・起床をする訓練を事前にしておくことをオススメします。試験日前日だけ特殊な動きをするのは現実的ではないため、しっかりと前もって準備をしておく必要があるのです。

勉強面での過ごし方

試験が近づき焦る気持ちから勉強方法を変えてしまう方がいらっしゃいます。しかし、試験直前に勉強方法を変更して成功した事例は非常にまれです。その理由は単純で、その勉強を続けていれば網羅的に学べたのに、途中で勉強方法を変えたせいで学習しなければならない論点が抜け落ちてしまうからです。ここでは、試験直前の勉強面での過ごし方をお伝えします。

過去問の演習について

過去問の演習は、試験勉強を始めてから試験前日まで繰り返し行う物ですが、試験直前では使い方を少し考える必要があります。

この時期まで過去問を解いていると、正解出来て当然と感じる問題が多く出てくると思います。この状態ですべての過去問を解くと膨大な時間がかかってしまう割には収穫が少なく、無駄な時間を過ごすことになってしまいます。そこで、間違えた問題だけを目立たせてそれだけ解くようにしましょう。

最初は、触れていない問題が多く出てきて不安になると思いますが、やらないことを決めて実行するのもまた勉強の一環です。全ての時間を裕子に活用するためにもぜひ取り入れてみてください。

テキストでの復習を怠らない

過去問の解説を読んでもその論理が良く理解できないこともあるかと思います。焦りが募っていく中で、理解を深めるためにテキストを読むのを怠ってしまうケースが多いです。解説を読んでしっくりこない場合、その内容を正確に2日後、3日後に思い出すことは難しいです。

長期の記憶を保つためにはしっくりくる論理の理解を獲得する必要がありますので、いつも通りのテキストを使った復習は怠らない方が良いでしょう。時間が無いけれども必要だからやることが合格への最短ルートになります。

まとめ

今回は令和5年行政書士試験が近づいていますので、受験生の方に向けて記事を書かせていただきました。後々後悔しないために、今できる最善を尽くせる様心から祈っています。ご閲覧いただきありがとうございました。


著者紹介


代表行政書士 

中田 丞哉
Nakata Shoya

札幌市出身。日本大学法学部卒業。塾講師、大手行政書士事務所での勤務を経て事務所を開設。建設業許可申請、契約書作成、遺言・相続関係業務を幅広い人脈でサポートする。

コメント