建築一式工事の許可でリフォーム工事できる？

建築一式工事とは？

建設業許可は29種類あり、27業種が専門工事、２業種が一式工事です。一式工事には「建築一式工事」「土木一式工事」存在します。建築一式工事は総合的なマネージメントが必要な工事である必要があり、そうでない工事をする場合は27業種のいずれかの専門工事の許可を取得する必要あります。

まずは、建築一式工事とは具体的にはどのようなものか見ていきましょう。

建築一式工事の許可を取得していれば、どの工事でも専門工事の許可を取得することなく施工すいることができるわけではありません。建築一式工事はオールマイティな許可ではないのです。

上記の建築一式工事の概要に該当しない工事を施工しようとする場合、その業種にあった専門工事の許可を取得する必要があります。

リフォーム工事は建築一式でできる？

端的に申し上げれば、ほとんどのリフォーム工事では建築一式で施工することはできません。建築一式工事は、建築確認申請を必要としたり、基礎から施工するような増改築工事を指します。

一般的なリフォーム工事は、クロスを張り替かえたり、ユニットバスを新たに取り付けたりすることになるかと思います。このような場合、クロスの張り替えは内装仕上げ工事、ユニットバスの取り付けはとび・土工・コンクリート工事の専門工事の許可を取得することになります。

クロスの張り替えや、ユニットバスの取り付けには建築確認申請を必要とするような大規模修繕にはなりませんので専門工事で行うことになる点、ご注意ください。

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